一般社団法人 鳥取県消防設備協会

消防用設備等の点検済の表示について

点検済表示制度は、建物の防火安全の徹底に寄与しています。

 点検済表示制度は、鳥取県消防設備協会の「消防用設備等点検済表示登録会員に関する審査基準」に基づき、点検済表示管理委員会の資格審査を経て登録された点検事業所を、表示登録会員とし、その会員が点検を適正に実施した対象物に点検済票(ラベル)を添付するものです。
 表示登録会員は、適正な免状を有し、必要な点検機器、工具を保有し、損害賠償責任保険に加入しています。

 点検済票(ラベル)は、当協会が交付し、点検が適正に実施され、必要とされる改修が終了した後に機能が正常であるとの証しとして点検を実施した表示登録会員によって、添付されます。
 消防用設備等の点検は、大きな安心をもたらす一般社団法人鳥取県消防設備協会の表示登録会員にご用命ください。

点検済表示制度

 消防用設備等は、定期的に点検し、その結果を消防長又は消防署長に報告するよう義務づけられています。
 この点検・報告制度の充実強化を図るために、適正な点検を終了した証として、点検済票(ラベル)の貼付が点検関係者の自主的な取り組みとして行われています。

点検済の表示とは

 消防用設備等の点検が適正に行われ、機能が正常であるものに、点検済であることを表示し、点検実施者の責任を明確にするとともに防火対象物の関係者、利用者などに維持管理が適正に行われていることを知らせるものです。

 消防設備等の維持管理の適正化に向けて、点検済表示制度を推進していくためには、

  • 防火対象物の関係者
  • 点検済票(ラベル)交付機関
  • 点検実施者

などの協力が必要です。



貼付できる人は

 点検済票(ラベル)は、各都道府県消防設備協会が審査し、一定の要件を満たした点検実施者に対して交付します。

 点検済票(ラベル)を貼付できる点検実施者は、高度な技術を持った点検のプロフェッショナルです。

  • 損害賠償責任保険に加入しています。
  • 点検に必要な機器・工具を完備しています。
  • 国家資格を持っています。
点検実施者


メリットは

  • 確実な点検が行われます。
    • 安心して点検を任せられる有資格者です。
    • 点検実施者の責任が明確になります。
  • 点検報告などの事務が軽減されます。 消防長又は消防署長が適当と認めた場合には、
    • 点検票に代えて、点検結果報告書に点検結果総括表及び点検者一覧を添付し、消防機関に報告する事ができます。
    • 1年を経過したもの(原則は3年)については、点検票に代えて、点検結果総括表、点検者一覧表及び経過一覧表を維持台帳に保存するだけでよいことになっています。
    • 郵送により消防機関に報告することができます。
    • 消防機関による立入検査時における消防用設備等に係る基準との適合の確認の簡素化が図られています。
  • 大きな安心感を与えます。
    • 安心のシンボルマークとして、防火対象物の関係者や利用者などに安心感を与えます。
    • 損害賠償責任保険に加入しています。
    • 各都道府県消防設備協会が、点検に関する相談の窓口となります。
    • 各都道府県消防設備協会の調査技術員等が、点検状況をチェックするなどのサポート体制を提供します。

点検済票(ラベル)の種類

 点検済票(ラベル)は、点検が適正に行われたことの証として貼付されるものです。
 点検済票(ラベル)は、

  • 一定の要件を満たしている点検実施者に各都道府県消防設備協会が交付します。
  • 点検の都度、点検実施者が設備に貼ります。(点検の結果、消防用設備等に不良な内容があった場合、改善が図られるまでの間は点検済票を貼付しません。)
  • 種類、デザイン、表示する設備や位置が定められています。
点検済証



ダウンロード

資料名 形式 容量
点検済票交付申請書 PDF 94KB

※ダウンロードは、項目を右クリックし「対象をファイルに保存」を選択してください。


防火対象物関係者の皆さんへ

 消防用設備等の点検時には、必ず立会って適正な点検が実施されているかを確認しましょう。
 消防設備等の点検は、各消防用設備等の種類ごとに消防庁が定めている点検基準及び点検の要領に基づいて行うこととなっております。

点検の概要


点検の概要
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